■ディオファントス・フェルマー・ワイルズ(その33)
【1】ビール予想
A^x+B^y=C^z
という式を考える。
例えば、3^6+18^3=3^8
フェルマーの最終定理はx=y=zとなる、この式の特殊なケースと考えられる。
ビールが気付いたのはA,B,Cが必ず共通の約数を持っていることだった。
例えば、3^6+18^3=3^8の場合はすべて約数3をもっている
1/6+1/3+1/8<1
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【1】フェルマー・カタラン予想
a^m+b^n=c^k
a,b,cは互いに素,1/m+1/n+1/k<1
の解か存在しない.・・・この予想はまだ証明されていないが,これまでに
2^5+7^2=3^4
7^3+13^2=2^9
3^5+11^4=122^2
など10個の解が見つかっている.
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x^a+y^b=z^c,1/a+1/b+1/c<1
の解は以下の10個しか知られていない.
[1]1+2^3=3^2
[2]2^5+7^2=3^4
[3]7^3+13^2=2^9
[4]2^7+17^3=71^2
[5]3^5+11^4=122^2
[6]17^7+76271^3=21063928^2
[7]1414^3+221359^2=65^7
[8]9262^3+15312283^2=113^7
[9]43^8+96222^3=30042907^2
[10]33^8+1549034^2=15613^3
フェルマー・カタラン方程式(x,y,z)には,公約数をもたない整数解は有限個しかない.1997年にダルモンとメレルがc=3で,a≧3,b≧3であれば,解は存在しないことを証明した.
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