■デューラー・ケプラー・ペンローズ(その25)

 同大の正p角形を環状につなぎ合わせるとする.たとえば正六角形を6個つなぎ合わせるとちょうどひとつの環になり,真ん中に正六角形が現れる.

 同様のことが起こるための条件は,正p角形の頂点の補角は2π/pであるから,隣り合う2辺のなす角は4π/pの補角である.これが2πの整数分の1であることが必要である.

  1−4/p=2/q

 これより(p,q)=(5,10),(6,6),(8,4),(12,3)の4通りしかないことがわかる.

 それでは

[Q]同大の正多面体を環状につなぎ合わせるとき,ちょうどひとつの環になるのは?

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