■ピタゴラスの定理・円周角の定理(その6)

 ゴールラインまでのボールの距離をx,2本のゴールポストの間隔をd,近い方のゴールポストまでの距離をyとする.

  y(y+d)=x^2→x={y(y+d)}^1/2

すなわち,ボールの位置xはyと(y+d)の幾何平均で与えられる.

 yがdに比べて小さいときはx〜yということになるが,これでは大雑把すぎる.

  x={y(y+d)}^1/2=y{(1+d/y)}^1/2

〜y(1+d/2y)=y+d/2

すなわち,ボールの位置xは近い方のゴールポストまでの距離に,ゴールポストの間隔の半分を加えた距離で与えられる.x≦yでは不利なのである.

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