■亀とプロペラとソロバン珠(その32)
ことしも京大数理解析研での研究会に参加。講演の拝聴してもよくわからないのであるが、すこしでもわかろうと奮闘している。
秋山秀樹・伊藤克樹先生(筑波大)は昨年に引き続き、非周期的タイル集合についてご講演。
平行線をオーバービューすると変形カゴメ格子のタイル貼り図形が生じ、そこにフィボナッチ数列が現れること(秋山)
亀をプロペラとソロバン珠に分解すると、非周期的タイル集合についての理解が深まること(伊藤)
などなど・・・。レポートしてみたい。
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これは亀ではなく、帽子と呼ばれる非周期的タイル集合である。
秋山秀樹先生はここ数回、熱量を込めて非周期タイルのご講演をされているのですが、亀ばかりで、帽子の方の話が全く出てきません。
帽子と亀では生成されるタイル張りの性質は同じはずですが、亀について成り立つ性質と帽子について成り立つ性質に何か決定的な違いがあるのでしょうか?
例えばAmmannバー(平行線をオーバービューしたもの)の性質とか?
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