■ペル方程式(その1)

【2】ペル方程式に帰着される問題

(Q1)1からn−1までの和がn+1からmまでの和に等しくなる(m,n)を求めよ.

(A1)この問題は,ラマヌジャンがマハラノビスに出題したパズルで,

  (n−1)n/2=(m−n)(m+n−1)/2なる(m,n)を求めるものというものです.これを整理すると

  m^2+m=2n^2

になるのですが,両辺を4倍して1加えます.すると

  4m^2+4m+1=8n^2+1

  (2m+1)^2=2(2n)^2+1

ここで,2m+1=p,2n=qとおくと

  p^2−2q^2=1  (ペル方程式)

に帰着されます.

  (p,q)=(3,2),(17,12),(99,70),(577,408),(3363,2378),・・・

 →(m,n)=(1,1),(8,6),(49,35),(288,204),(1681,1189),・・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(Q2)△=□,すなわち,三角数n(n+1)/2が完全平方数m^2となるnの値を求めよ.

(A2)n^2+n=2m^2

  4n^2+4n+1=8m^2+1

  (2n+1)^2=2(2m)^2+1

ここで,2n+1=p,2m=qとおくと

  p^2−2q^2=1  (ペル方程式)

に帰着されます.

  (p,q)=(3,2),(17,12),(99,70),(577,408),(3363,2378),・・・

 →(n,m)=(1,1),(8,6),(49,35),(288,204),(1681,1189),・・・nは完全平方と完全平方の2倍を交互に繰り返します.

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