■一定の幅をもつ立体(その31)
正三角形の3つの頂点を中心にして正三角形の1辺の長さを半径とする円を描くと,正三角形に少し丸みをつけた図形ができる.これがルーローの三角形である.
ルーローの三角形はどの方向の幅も最初の正三角形の1辺の長さとなる.いかなる方向に対しても等しい幅をもっている図形を「定幅図形」と呼ぶ.
ルーローの三角形を転がすと高さは一定に保たれるが、重心の位置は一定でない。
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重心位置が一定となる等高重心立体はいくつか知れられていて
[1]スフェリコン
[2]ヘキサスフェリコン
[3]ツーサークルローラー
[4]バイシリンダー(円柱2本の交わり部分)
[5]円柱3本の交わり部分
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