■天秤問題の母関数(その4)
フィボナッチは用意する錘の数をなるべく少なくして,1からnまですべてはかれるようにするにはどうしたらいいかという問題を考えた.
[1]錘を片側のみに載せられる場合
2^0,2^1,・・・,2^n-1のn個を用意すれば,2^n−1まですべてはかれる.たとえば,1,2,4,8,16の5個の錘で31まですべてはかれる.
[2]錘を両側に載せられる場合
3^0,2^1,・・・,3^n-1のn個を用意すれば,(3^n−1)/2まですべてはかれる.たとえば,1,3,9,27の4個の錘で40まですべてはかれる.
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