■剰余の計算(その53)

【1】位数の法則

modpでのaの位数をeとする。

このとき、a^n=1(modp)ならば、nはeの倍数。とくにp-1はeの倍数

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[Q](2^(n-1)-1)/nが整数となるnをすべて決定せよ

ではnは3以上の素数はすべて含まれることになるので、

[Q](2^(n)-1)/nが整数となるnをすべて決定せよ

を考えることはできるのだろうか?

n=1のとき(2^1-1)/1=1

nが素数の場合を考える

2^(p-1)=1  (modp)

2^p=p  (modp)よりNG

すなわち、存在しない解を求めていたことになる。

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[Q](2^(n)+1)/nが整数となるnをすべて決定せよ

n=3のとき(2^3+1)/3=3

nが素数の場合を考える

2^(p-1)=1  (modp)

2^p=p  (modp)よりNG

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