■2次合同式(その3)

x^2=b (modp)

解が存在するとき、(b/p)=1

解が存在しないとき、(b/p)=-1

b=0 (modp)のとき、(b/p)=0

すなわち、

bをpを法とする平方剰余であるかどうかを表すための記法(ルジャンドル記号)を導入する。

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前者のbをpを法とする平方剰余、後者のbを平方非剰余という。

0を数えなければ、(p-1)/2個の平方剰余Rと(p-1)/2個の平方非剰余Nが存在し、

R・R=R、R・N=N、N・R=N、N・N=R

となる。すなわち、Rを+、Nを-に対応させることができる。

  (a/p)・(b/p)=(ab/p)

が成り立つ。

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さらに、p,qが奇素数のとき、2次相反性法則

  (p/q)・(q/p)=(-1)^(p-1)(q-1)/4

が成り立つ。

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