■ベルヌーイのレムニスケート(その11)

2定点からの距離の積が一定の点の軌跡

2定点の中点(0,0)と単位点 (1,0)を通るとき

直交座標系: 4次曲線(x2+y2)2=x2-y2

極座標表示すると、r2=cos2θ

で表される。

2次曲線のみならず高次曲線作図器も製作されていて,たとえば,ヤコブ・ベルヌーイのレムニスケート(4次曲線)は単純なリンク装置を使って描くことができます. 

===================================

レムニスケートは長さ1の棒を2本と長さ√2の棒を1本を使って,長さ1の棒の端点を2つの固定点に固定,反対側の端点を長さ√2の棒の端点の繋ぐと,長さ√2の中央のロッドの中点の軌跡がレムニスケート(8字曲線)を描く

レムニスケートは楕円積分など数学の発展に貢献した曲線であるが、何に工学応用されているのか、私は知らない

===================================