■パスカルの三角形の整除性(その8)

【8】リュカの定理

nCkの偶奇性を決定するための定理がリュカの定理である.

n,kを2進数で表す.たとえば,9C5では

  9=1001(2)

  5=0101(2)

このとき,いずれかの桁で

  0

  1

が現れれば偶数,そうでなければ奇数である.→ 9C5=126は偶数

23C21では

  23=10111(2)

  21=10101(2)

 →23C21=253は奇数

  

 17C5=6188

  17=10001(2)

   5=00101(2)

→17C5は偶数

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