■メルセンヌ数とフェルマー数(その6)

 フェルマー素数Fnが合成数であるならば、それはあるkに対して、k・2^n+2+1で割り切れる。

 オイラーはこれを知っていて、F5の因数641=5・2^7+1を見つけた。F3310は5・2^3310+1で割り切れることが分かっている。

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 メルセンヌ素数に関する予想は,メルセンヌ素数以上にある.たとえば,メルセンヌ素数を指数にもつメルセンヌ数は素数かという古くからの予想がある.

いまでは反例が知られている。

  2^13−1=8191はメルメンヌ素数.

  2^8191−1は素数ではない(この予想に対する反例)

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