■準正多面体の内と外

 正多面体と双対な正多面体の中心が重なるように合わせる。その際、辺の中点が重なるようにすると、その共通部分には頂点の次数が4、面はすべて正多角形の準正多面体ができあがる。

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[1]正四面体を2つ屋根瓦状あわせると「ケプラーの星形八面体」ができる。

 このとき、頂点を結んでできる凸包は立方体、共通部分は正八面体をなす。

[2]立方体と正八面体をあわせると、頂点を結んでできる凸包は菱形12面体、共通部分は立方八面体をなす。

[3] 正12面体と正20面体をあわせると、頂点を結んでできる凸包は菱形30面体、共通部分は12・20面体をなす。

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