■DE群多面体の面数公式(その674)

 大域幾何は求められるが,局所幾何が求められるかどうかは不確定である.以下の例もそれ同様,大域幾何であるから求められたものだと思う.

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 E8(421)の節点がすべて2重点の場合,頂点数は

  696729600

となるが,これは位数|E8|と一致している.

 逆にいうと,このことはE7(321)の全切頂切稜の頂点数xは

  |E8|=x・(E8の頂点数)=240x

で与えられるということである.

  x=2903040=|E7|

は位数|E7|に等しい.

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 E7(321)の節点がすべて2重点の場合,頂点数は

  2903040

となるが,これは位数|E7|と一致している.

 逆にいうと,このことはE6(221)の全切頂切稜の頂点数xは

  |E7|=x・(E7の頂点数)=56x

で与えられるということである.

  x=51840=|E6|

は位数|E6|に等しい.

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 E6(221)の節点がすべて2重点の場合,頂点数は

  51840

となるが,これは位数|E6|と一致している.

 逆にいうと,このことはhγ5(121)の全切頂切稜の頂点数xは

  |E6|=x・(E6の頂点数)=27x

で与えられるということである.

  x=1920

 γ5の位数は2^55!,hγ5の位数は2^45!=1920  (一致)

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