■DE群多面体の面数公式(その409)

 D3[−1,1]^nの頂点は「1」の数が奇数の頂点を選ぶと

  (1,1,1)

  (1,−1,−1)

 したがって,半径^2は3→√3

 頂点間距離^2=2^2+2^2=8→2√2

 頂点間距離が2のとき,半径は√(3/2)

 ファセットは1辺の長さ2のα2とhγ2=α1(*).a3,b3はhγ3とファセットの中心との距離とすると,

[1]αn:aj=(2/j(j+1))^1/2

[2]βn:aj=(2/j(j+1))^1/2,an=(2/n)^1/2→不要

 R^2=1+1/3+a3^3=3/2

 a3^2=(9−8)/6=1/6

  {n(1−2/n)^2}^1/2/√2=(n−2)/√(2n)

は半立方体の中心から単体面までの距離を表すが,n=3を代入すると

  1/√6=a3

となって一致.

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 D4[−1,1]^nの頂点は「1」の数が偶数の頂点を選ぶと

  (1,1,1,1)

  (1,1,−1,−1)

 したがって,半径^2は4→√4

 頂点間距離^2=2^2+2^2=8→2√2

 頂点間距離が2のとき,半径は√(4/2)

 ファセットは1辺の長さ2のα3とhγ3=α3.a4,b4はhγ4とファセットの中心との距離とすると,

[1]αn:aj=(2/j(j+1))^1/2

[2]βn:aj=(2/j(j+1))^1/2,an=(2/n)^1/2→不要

 R^2=1+1/3+1/6+a4^2=4/2

 a4^2=(12−6−2−1)/6=3/6

  {n(1−2/n)^2}^1/2/√2=(n−2)/√(2n)

は半立方体の中心から単体面までの距離を表すが,n=4を代入すると

  2/√8=√(1/2)=a4

となって一致.

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