■サマーヴィルの等面四面体(その848)

 非△nを正三角柱に充填させる場合を考える.

  P0P1=P1P2=P2P3=a〜√n

  P0P2=P1P3=b〜√2(n−1)

  P0P3=c〜√3(n−2)

とすると,正三角柱の軸方向になるのは1個辺cである.

 正三角柱の1辺の長さをeとすると,

  a^2=e^2+c^2/9

  b^2=e^2+4c^2/9

  b^2−a^2=c^2/3

  3(b^2−a^2)=c^2

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 eを一定にした場合,cはどのように変化するのだろうか?

  3(b^2−a^2)=c^2

e^2で補正すると

  3((b/e)^2−(a/e)^2)=(c/e)^2

 したがって,eを一定にする場合,cは

√(3・9/24)

√(6・9/30)

√(9・9/36)

√(12・9/42)

√(15・9/48)・・・一般化すると√3n/(18+6n)であるが,この範囲ではcは相対的に大きくなっていくようである.

√1/8→√1/5→√1/4→√2/7→√5/16→・・・→√1/2

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