■サマーヴィルの等面四面体(その598)

 辺の方向と二面角の合致では両者の次元が異なっているため,理解しにくい.しかし,辺の1次元方向は一意に定まるのではないだろうか?

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 △4について,

P0P1=P1P2=P2P3=P3P4

P0P2=P1P3=P2P4

P0P3=P1P4

P0P4

a・b=1/2 (P234)*

a・c=0 (P134)

a・d=0 (P124)

a・e=−1/2 (P123)**

b・c=1/2 (P034)・・・P04が入って60°

b・d=0  (P024)

b・e=0 (P023)

c・d=−1/2 (P014)・・・P04が入って60°

c・e=0  (P013)

d・e=−1/2 (P012)*

[まとめ]

1個辺の条件を満たすものは2個で,P04が共通している.

4個辺の条件を満たすものは3個(**はその真ん中P123)あるが,共通しているのはP2だけである.

P123はP04以外と考えることができる.

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 F4について

  P1(0,  0,     0,     )

  P2(2,  0,     0,     )

  P3(3/2,(√5)/2,(√10)/2)

  P4(1,  √5,    0,     )

P1P2=P2P3=P3P4

P1P3=P2P4

P1P4

a・b=1/√3 (P34)*

a・c=0 (P24)

a・d=1/3 (P23)**

b・c=−1/2 (P14)・・・P14が入って60°

b・d=0 (P13)

c・d=−1/√3 (P12)*

[まとめ]

1個辺の条件を満たすものは1個のみ(P14)

3個辺の条件を満たすものは3個(**はその真ん中P23)あるが,共通しているのはP2だけである.

P23はP14以外と考えることができる.

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