■サマーヴィルの等面四面体(その327)

 4次元展開図のファセットについては・・・

[1]3次元単体のファセットを

  P1P2=P2P3=√3

  P1P2=2

の満たすように構成する.

  P1(0,0,0)

  P2(1,√2,0)

  P3(2,0,0)→この3つは4次元本体と共通

[2]後の便宜のため,添字をシフトさせる

  P1(0,0,0)

  P2(1,√2,0)

  P3(2,0,0)

  P4(2,0,0)→P1を残して,新たなP4を構成

[3]P1を通る平面との距離を以下のように設定する.

  P1(0,0,0,0)

  P2(m,m√2,0,h)

  P3(2m,0,0,2h)

  P4(2m,0,0,−2h)→P1を残して,新たなP4を構成.常に−2h(−hが省略されていると考える)

[4]

  P1P2^2=3m^2+h^2

  P1P3^2=4m^2+4h^2

  P1P4^2=4m^2+4h^2

  P2P3^2=3m^2+h^2

  P2P4^2=3m^2+9h^2

  P3P4^2=16h^2

[5]ここで,

  16h^2=3m^2+h^2=4,h^2=1/4,m^2=5h^2=5/4

  4m^2+4h^2=6

  3m^2+9h^2=6

を満足させることができれば,

  P1P2=P2P3=P3P4=2

  P1P3=P2P4=√6

  P1P4=√6

が成り立っている.

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