■デーン不変量と二面角の幾何学(その24)

 (その22)を再考してみたところ,[1][2]は問題ないのであるが[3]正24胞体の「立方体錐は2個のRPからなる」に問題があることがわかった.まずは体積が合わない.

 4次元の正24胞体の体積が同じ1辺の長さをもつ正8胞体のちょうど2倍に等しいことは3次元の菱形12面体の場合と同様であり,立方体錐の体積はRPの体積(3/2)の3倍(=2)であって2倍ではない(つまり,missing RP).

 高次元の図形は2次元・3次元の類推で進むしかないが,次元の違いが思い違いになったようだ.

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 正24胞体はRPからは構成されないが,正8胞体と正16胞体は構成できるので,ともあれこれで

  「4次元正多胞体の元素数は≦5である」

は証明されたことになる.

 正24胞体はある面では3次元の菱形12面体の類似であるから,ペンタドロンのような多面体の存在が証明されれば,上限はさらに下げられることになるのだが・・・.

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