■23と253

[Q]ある会合の出席者のうち,2人の誕生日が同じである確率が50%以上になるためには,何人の出席者が必要だろうか?

[A]この問題を解くコツは,全員の誕生日が異なる確率を計算することである.

 出席者が2人の場合,Bの誕生日がAの誕生日と異なる確率は364/365.そこにCさんが加われば

  364/365・363/365

さらにDさんが加われば

  364/365・363/365・362/365

 k人のとき,k人全員の誕生日が異なる確率は,

  364/365・363/365・・・(365−k+1)/365

 この計算を解が1/2より小さくなるまで続けると,23人必要になることがわかる.

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[Q]ある会合の出席者のうち,自分と同じ誕生日の人がいる確率が50%以上になるためには,何人の出席者が必要だろうか?

[A]この問題を解くコツは,だれも自分と同じ誕生日でない確率を計算することである.

 出席者が2人の場合,Bの誕生日がAの誕生日と異なる確率は364/365.そこにCさんが加われば

  364/365・364/365

さらにDさんが加われば

  364/365・364/365・364/365

 k人全員が自分と誕生日が異なる確率は,

  (364/365)^k

 この計算を解が1/2より小さくなるまで続けると,253人必要になることがわかる.

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