■誕生日のパラドックス(その7)

 U嬢からの問題「1月1日から12月31日までの誕生日がすべてそろうためには,最低何人の集団が必要か?」

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 その確率が50%を超えるには何人かという問題だろう.1年はd日とし,構成員をn人とする.式を誘導するため,次のような定式化をおこなってみよう.

 1番目の人と2番目の人が異なる誕生日である確率は1−1/dである.また,3番目の人が1番と2番の人と誕生日が異なる確率は,2番目の人は1番目の人と異なる日に生まれたとして,1−2/dである.

 したがって,n人全員が異なる誕生日である確率pnは,

  pn=(1−1/d)×(1−2/d)×・・・×(1−(n−1)/d)

となる.

 当該の問題ではn=365として,pn>0.5となるdを求めればよい(はずである).d〜96000となる.  (この計算は間違いである)

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