■基本単体の二面角(その83)

 格子は球充填問題の解を与える.同じ大きさの球を最も密に詰め込む方法は,8次元まではよく知られていて

  A1,A2,D3,D4,D5,E6,E7,E8

である.

 これらは無限離散群であるから,

  A1~,A2~,D3~,D4~,D5~,E6~,E7~,E8~

のことであると思われる.

 これを有限群(超球面上の単体)のそれと混同してはならないのであるが,「SPLAG」の記載はどうなっているのだろうか?

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 格子状球充填の接点を計算する場合は有限群の問題であるが,ボロノイ細胞を計算するには無限離散群の問題になる.第21章の無限離散群の頂点座標青だ距離を計算する問題は次回の宿題としたい.

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