■わが闘争・2015(その14)

 大域・局所ワイソフ幾何学では,例えば多角形については「形状は問わないが何らかの多角形を合算して何枚」という数え方も可能であるが,「正方形が何枚,6角形が何枚」といったように形状を区別して数える幾何学も確立している.

 その手順をコンピュータにインプリメントするために,週末,松浦昭洋先生(東京電機大学)を訪問.アルゴリズム化するのに手間がかかる点も明らかになり,アルゴリズム化の目途は立ったようだ.

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 大域的な面数公式,局所的な面数公式はそれぞれ新たに生ずる面だけを数え上げる公式である.それらを「正方形が何枚,6角形が何枚」といったように形状を区別して数える幾何学に昇華させたい.すると,「新たに生じる正方形は何枚,6角形が何枚」を考える必要がでてくるのであるが,次元の低い旗情報を既知とすれば,漸化式を使って計算は可能である.

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  A×B

の新たにできる2次元面は,

[1]Bが0次元図形の場合はAの2次元面である.

[2]Bが1次元図形の場合はAの1次元面である.

[3]Aが2次元図形の場合はAの0次元面である.

が基本的な考え方である.

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