■わが闘争・2015(その4)

 これまでの検討結果をまとめておきたい.

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[1]5次元以上のワイソフ多胞体に,2つの系列館の重複はない(簡単).

[2]3次元での系列間重複は

  {33}(010)={34}(100)

  {33}(101)={34}(010)

  {33}(111)={34}(110)

[3]4次元での重複は

  {334}(0100)={343}(1000)

  {334}(1010)={343}(0100)

  {334}(1110)={343}(1100)

[4]2次元での重複は

  {3}(10)={3}(01)

  {4}(10)={4}(01)={}(1)×{}(1)

  {5}(10)={5}(01)

[5]P×Qは直交する.∂^kP×Qも直交する.∂^kPから[2]−[4]の重複が生じるので,適宜統一させる.たとえば,

  {}(1)×{}(1)→{4}(01)

  {}(1)×{}(1)×{}(1)→{44}(001)

[6]このようにすると(単数と順序を除き)素因数分解の一意性が成り立つ.この方法はアドホックなものではなく,本質的な対処法である.

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