■角柱と反角柱(その10)

[1]コンウェイ胞(グランドアンチプリズム)は300個の正四面体と20個の五角反柱を連結したものである.

  v=100

  e=500

  f=720(五角形20,三角形700)

  c=320(五角反柱20,四面体300)

  v−e+f−c=0

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[2]アリシア胞は120個の正四面体と24個の正20面体を連結したものである.

 正八面体の各辺を黄金分割した12点を取ると,それらは正20面体の頂点になる.この操作を4次元正24胞体の各胞をなす正八面体に施すと,24個の正20面体と120個(24+96)の正四面体に囲まれた「準正多胞体」ができる.この図形を「ねじれ正24胞体」と呼ぶことにする.

  v=96

  e=432

  f=480(正三角形480)

  c=144(正20面体24,四面体120)

  v−e+f−c=0

 正三角形480枚のうち,96枚ずつが正20面体同士,正四面体同士の境,288枚が正20面体と正四面体の境.

 辺432本のうち,288本は2つの正20面体とひとつの正四面体で囲まれ,144本がひとつの正20面体と3の正四面体で囲まれている.

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