■n次元平行多面体数(その145)

[1]ルート系によって,Anのボロノイ細胞からは,全切頂切稜型準正多胞体(10・・・01),Cnのボロノイ細胞からは,切頂型準正多胞体(010・・・0)に対する一般式を構成することができた.

[2]F4に対しては

  f3=240,f2=6720,f1=60480,f0=241920

となっているが,これは誤りであろう.

[3]ルート系を用いた計算は馴れないと簡単にはできそうにない.その点,私が開発した組み合わせ的方法は所定の位置に所定の数値を代入し,あとは行列計算するという初歩的な代数計算で済む.

[4]一般式を出すことは難しいが,[1]にある多胞体くらいは一般式を出せるので秀逸な方法といえるだろう.

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