■n次元平行多面体数(その144)

 これまでのまとめをしておきたい.

[1]ルート系はボロノイベクトルと同様,頂点や面への法線ベクトルと考えられる.法線のなす角は鈍角である.

[2]ルート系は基底であるが,α0は超基底というわけではないようである.すなわち,

  α0+α1+・・・+αn≠0

[3]しかしながら,α0は鏡映群の位数決定に重要な枠割りを果たしそうである.

[4]コクセターグラフはシュレーフリ記号と同じものになった.それであれば(α0を加えた)α1〜αnはワイソフ記号になり得るのではないだろうか.

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