■n次元平行多面体数(その111)

 (その107)以降は,頂点図形が1次低い単体となることを示している.その過程で符号に誤りがあり,この図形には平行な面n−2次元面が(n+1,2)組あるとしてしまった.

 頂点図形にはn−2次元面がn(n−1)/2組=(n−1,2)あるが,この図形に平行なn−2次元面がn(n+1)/2組=(n+1,2)あるとはいえないのである.この言明は局所的でなく,おそらく大地域的なところから来ていると思われるのであるが,いい考えが浮かばない.

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