■パラメータ解? (その18)

【1】五角数と三角数

 五角数1,5,12,22,35,・・・,Pn=n(3n−1)/2については,五角数の和が

  ΣPk=n^2(n+1)/2

となること,三角数との関係では

  Pn=T2n-1−Tn-1,Pn=T3n-1/3

となることは高校生でも計算できるだろう.

 五角数に限らず,m角数を図形的に考えてみると,m角形にn−1番目の三角数Tn-1=(n−1)n/2個の点からなる三角形を追加して作ることができるから

  n+(m−2)Tn-1=1/2・n・{2+(m−2)(n−1)}

と考えることができる.したがって,三角数との関係は五角数に特別のものではない.

 m=5とおくと,

  Pn=1/2・n・{2+3(n−1)}=n(3n−1)/2

  T2n-1−Tn-1=2n(2n−1)/2−n(n−1)/2=Pn

  T3n-1/3==3n(3n−1)/6=Pn

しかし,これから3角数であり5角数であるものは無限に存在するか?という問に対する答えは得られない.

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【2】六角数と三角数

 m=6とおくと,

  Hn=1/2・n・{2+4(n−1)}=n(4n−2)/2=2n^2−n

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