■1001(その3)

 1001=7・11・13は連続する3つの素数の積になっている不思議な数である.

 1と16の間のすべての素数の積

  2・3・5・7・11・13=30030=3003・10

3003も面白い性質をもっている.

===================================

[1]シングマスターは,1より大きいすべての数はパスカルの三角形に高々

  2+2log2n

解出現することを証明しました.

  6=6C1=6C5=4C2

  15=6C2=6C4=15C1=15C14

[2]また,シングマスターは,2^48までの数のなかで,すべての数は高々8回しか出現しないことを観察しました.

  2+2log22^48=98

ですから,

  2+2log2n

は引き下げられるべき上限なのでしょう.

 その8回出現する数が3003なのです.

  3003=14C6=14C8=15C5=15C10=78C2=78C76=3003C1=3003C3002

 78C2は3003が三角数であることを示しています.

  3003=77・78/2

 

[3]さらに,シングマスターは,パスカルの三角形に6回出現する数は無限個あることを証明しました.

===================================