■置換多面体の空間充填性(その471)

 大域幾何と局所幾何を結ぶものは「正方形が何枚,6角形が何枚」といったように形状を区別して数える幾何学であった.

 すなわち,大域幾何的にk次元面数が

  fk=fk1+fk2+・・・+fkm

と形状を区別して数えられるならば,

  fk=(gk1/vk1+gk2/vk2+・・・+gkm/vkm)・f0

  fki=gki/vki・f0

と表されるので,局所的なk次元面数は

  gk=gk1+gk2+・・・+gkm

となるというわけである.

 また,1次元面に関しては

  f1=f1

  f1=(g1/2)・f0

  g1=2f1/f0

という関係が成り立つことになる.

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 その逆も同様.すなわち,局所幾何的にk次元面数が

  gk=gk1+gk2+・・・+gkm

と形状を区別して数えられるならば,

  gki=vki・fki/f0

  gk=(vk1・fki+vk2・fk2+・・・+vkm・fkm)/f0

と表されるので,局所的なk次元面数は

  fk=fk1+fk2+・・・+fkm

となるというわけである.

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