■平行多面体複体

 多面体はいくつかの角錐に分解することができるが,平行多面体は平行六面体に分解することも可能である.

 分解できる平行六面体数は,切頂八面体では6C3個以内,長菱形12面体は5C3個以内,菱形12面体と六角柱は4C3個以内,平行六面体は4C3個以内であるが,ここでは平行六面体に限らず,平行多面体を平行多面体に分解することを考える.

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 これには102+5種類の異なるトポロジカルタイプがあり,そのいずれも17個以内の平行多面体に分解可能である.(平行六面体1,六角柱1,4長菱形12面体,菱形12面体5,切頂八面体5)

 この定理から直ちに同形同大のペンタドロンにメトリックに分解できるかどうかはわからないが,少なくともトポロジカルにはペンタドロンコンプレックス,テトラドロンコンプレックスは可能であると考えられる.

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