■乙部融朗遺稿集(その8)

 (その4)において,これまで正体不明であった

 {3,3,3,3}(0,0,1,0,0)=(20,90,120,60,12)

の頂点図形が判明.それはa−b柱であった.

 (その5)から(その7)では

[1]単体→a−b柱

[2]角錐→角錐

と変わる様子を観察することができた.

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 この遺稿集では4次元正多胞体の頂点図形,a−b柱の頂点図形については触れられているが,それ以上の記載がない.

 また,5次元以上についての大域・局所幾何学を著した形跡はみられない.割愛されているのかもしれないが,もう少し高次元離散幾何学に資するところを探してみたい.

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