■切稜立方体(その8)

 (その7)を再確認しておきたい.切稜により,・・・

[1]新たに生じる頂点数:2e

[2]新たに生じる辺数:3e

[3]新たに生じる面:e(六角形面)

  F=f+e

  E=4e

  V=v+2e

 また,

  https://en.wikipedia.org/wiki/Chamfer_(geometry)

に掲載されている切稜多面体は辺の長さが等しくなるように切稜してあり,Conway notation(cC)は一見,切頂八面体のようにもみえてしまうほどである.

 しかし,よく見ると六角形面は正六角形ではなく,2つの内角は

  arccos(−1/3)=109.47°

残り4つの内角は125.26°である.

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 もとの立方体の1辺の長さを2,正方形面の1辺の長さをdとします(0≦d≦2).すると,

  d=2・・・・・・・・・・・・・立方体

  d=2(√2−1)・・・・・・・内接球をもつ18面体(d=2*0.4142)

  d=2(4√3−3)/13・・・等稜18面体(d=2*0.3022)

  d=0.4・・・・・・・・・・・外接球をもつ18面体

  d=0・・・・・・・・・・・・・菱形十二面体

のように立方体の切稜によって菱形十二面体との中間段階にある18面体を作ることができます.

 上記の多面体は

  d=2(4√3−3)/13・・・等稜18面体(d=2*0.3022)

に相当するものです.

 立方体と菱形十二面体は単独で空間充填可能ですが,その中間段階のさまざまな面取り度合いの切稜18面体は単独では空間充填できません.

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