■(素数)^2−1(その11)

  p^2=24s^2−23

  s=10k±1

であるから,

  s^2=100k^2±20k+1

  p^2=24s^2−23=2400k^2±480k+24−23

    =480(5k^2±2k)+1=480N+1

となる素数を探すことになる.それはともかく,・・・

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  1^2+1=2     (素数)

  2^2+1=5     (素数)

  4^2+1=17    (素数)

  6^2+1=37    (素数)

  8^2+1=65    (素数でない)

 10^2+1=101   (素数)

n^2+1型素数は無数に存在すると予想されていますが,証明はわかっていません.

 p^2−1を計算してみると

    3=2^2−1

    8=3^2−1

   24=5^2−1

   48=7^2−1=2・24

  120=11^2−1=5・24

  168=13^2−1=7・24

  288=17^2−1=12・24

  360=19^2−1=15・24

  528=23^2−1=22・24

  840=29^2−1=35・24

  n^2−1=(n−1)(n+1)

であるから,3はn^2−1型の唯一の素数である.また,3は2^p+1を割り切る唯一の素数でもある.

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