■置換多面体の空間充填性(その155)
(1,1,・・・,1,1)と(1,0,・・・,0,1)の頂点次数を比べてみたい.
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【1】f1公式
次数をmとすると,辺数はf1=m/2・f0で与えられる.同様にmの求め方をアルゴリズム化したものがf1公式である.
f0公式とf1公式は,n次元の正軸体も正単体もファセットは等しく,(n−1)次元正単体であることの別表現になっているのである.
ここではコンピュータを用いた総当たり的な手法で求めることを避け,点Qの座標を計算する手間も省きたい.
[1]ワイソフ構成にx1〜xrを対応させる.先頭から始めて最初の1までx1,2番目の1までx2,・・・,r番目の1までxr.最後の要素が0のときはxr+1=0とする.
[2][x1|x2|・・|xr]または[x1|x2|・・|xr|0]となるが,それぞれの連の要素数をsjとおく.
[3]m=Σsjsj+1+sr・sr+1 (正軸体系で最後の要素が0の場合)
m=Σsjsj+1+sr (それ以外)
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【2】f1公式の応用
ワイソフ構成が(1,1,・・・,1)すなわち同じ位置に複数の頂点がない場合,正単体系,正軸体ともに
m=n
(1,0,・・・,0,1)の場合,正単体系,正軸体ともに
m=2n−2
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