■基本単体の計量(その14)

 これまで,立方体の基本単体から正八面体の基本単体を差し引いた残りを考えてきたが,その逆も可能である.同様に,正20面体の基本単体から正12面体の基本単体を差し引いた残りの場合もその逆が可能になる.

 双方の場合の木工製作可能性を考えておかなければならない.

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【1】立方体

 立方体の1/48の直角四面体で,

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,1,0)

  P3(1,1,1)

にとることができる.底面は(45°,45°,90°)の直角三角形である.

 この直角四面体はテトラドロンと(勝手に)呼んでいる図形であって,その二面角は(90°,90°,90°,60°,45°,45°)になる.

 二面角だけみると正八面体の二面角(90°,90°,90°,60°,45°,54.7656°)とはひとつだけ異なり,正四面体の二面角(90°,90°,90°,60°,60°,35.2644°)とは2つ異なっている.

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【2】正八面体

 正八面体の1/48の直角四面体で,

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,√(1/3),0)

  P3(1,√(1/3),√(2/3))

にとることができる.底面は(30°,60°,90°)の直角三角形である.高さは正四面体の基本単体の2倍である.

 その二面角は(90°,90°,90°,60°,45°,54.7656°)になる.

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【3】正八面体の基本単体−立方体の基本単体

 立方体の基本単体−正八面体の基本単体の残りについてはすでに計算済みなので,逆についても考えておきたい.

 その場合の座標は

の座標は

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,√(1/3),0)

  Q1(P0P3のP3寄りの三等分点)

  Q2(P1P3のP1寄りの三等分点)

となる.

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