■ふたりのタイリスト(その2)

 ジョアン・テイラーはタスマニア在住で,ほとんど数学を学んだことのない女性であるという点はマジョリー・ライスと共通している・・・

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 筑波大の秋山茂樹先生の書かれた記事

  「準結晶の数学モデル:準周期タイリング」

  http://math.tsukuba.ac.jp/~akiyama/LectNotes.html

を読んでみたところ,

[1]ジョアン・テイラーはタスマニア在住の女性で,アマチュア数学者として15年間もEinstein problemに取り組んだこと

[2]アンマンはペンローズ・タイルに触発され,いくつも強非周期タイル貼り集合を発見した天才アマチュア数学者(孤高の人)であること

[3]タイル貼り問題では,アマチュア数学者の歴史的貢献が大きい分野であること

等々が書かれてあった.

 秋山先生に教えていただいたのですが,

[1] は J.Socolar の講演と M.Baake の口頭での話を根拠にしています.

[2] は Senechal の参考文献にあります.

[3] は Tiling and Pattern の本に結構でてきます.長大な本で,数学的に書かれております.

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