■幾何学におけるマイ未解決問題

 秀逸なアイデアだと自己満足しても,日を改めてその問題に向き合ってみると,欠陥があることに気づく.ときには修正できることもあるが,まったく修正不能だったりもする.それが数学である.

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[1]2(2^n−1)胞体の元素の面数公式

  f0は計算済み.

  しかし,予測値と合致しない.

[2]3^n−1胞体の体積の一般式

  n=7までミンコフスキー和を計算したが,βnと有理比にならない.

  平行2n面体の数の一般式が求められない.

[3]f2,f3,・・・に対するワイソフ算術は未着手

  2^n+2n胞体ではn=6まで計算済み.

  位相幾何学的にはf0,f1,fn-1で十分かもしれないが,・・・.

[4]2つの多面体,たとえば(010110)と(101001)の距離をどう定義するか.

   自然な距離構造を導入することはできるか?

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