■ヤング図形とフック長公式(その2)

 (その1)で紹介した

  f=n!/Πh(i,j)

の反転公式に相当するものを紹介したい.

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  n!=Σf^2

ここで,fはn個の箱をもつすべてのヤング図形について和をとるものとする.

 たとえば,n=5の場合,

  □□□□□ → f=5!/120=1

  □□□□ → f=5!/30=4

  □

  □□□ → f=5!/24=5

  □□

  □□□ → f=5!/20=6

  □

  □

  □□ → f=5!/24=5

  □□

  □

  □□ → f=5!/30=4

  □

  □

  □

  □ → f=5!/120=1

  □

  □

  □

  □

  1^2+4^2+5^2+6^2+5^2+4^2+1^2=120=5!

となり,成立していることが確認できる.

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