■ラーベ試験による収束判定(その8)

  Σ(n!)^2/(2n)! x^n

の収束半径が4となるのはすぐわかる.

 xも含めて,項比をとると

  an+1/an=(n+1)^2/(2n+2)(2n+1)・x→x/4

となるから.

 x=±4のとき発散することはすでに調べてある.ここでは類似の問題を調べてみたい.

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[1]Σ(n!)/(2n)! x^n

 xも含めて項比をとると

  an+1/an=(n+1)/(2n+2)(2n+1)・x=x/(2n+1)→0,したがって,すべてのxの範囲で収束する.

[2]Σ(-1/nx)^n

 xも含めて項比をとると

  an+1/an=−1/(n+1)(n/(n+1))^n・1/x→0(x≠0),したがって,x=0以外のすべてのxの範囲で収束する.

[3]Σx^n/n^x

 xも含めて項比をとると

  an+1/an=(n/(n+1))^x・x→x,

したがって,−1<x<1の範囲で収束する.

  x=1のとき,Σanx^n=Σ1/n(発散)

  x=−1のとき,Σanx^n=Σ(−1)^nn(発散)

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