■n次元の立方体と直角三角錐(その356)

[1]形状ベクトル[1,1,0]の場合

  (x−y)/√2=(y−z)/√2,z=0

 →(±x,±y,0)の置換であるから24通り

 →x=2/3,y=1/3,z=0

→(x,y,0)は同じ象限に2本(y,x,0),(x,0,y)

 他の象限に1本(x,0,−y)→(m=3)

→最小偏差Δ=yは0→y,y→xの偏差である

[2]形状ベクトル(1,1,1,0)の場合

  w=0

  (x−y)/√2=(y−z)/√2=(z−w)/√2

 →(±x,±y,±z,0)の置換であるから192通り

 →x=1/2,y=1/3,z=1/6,w=0

→(x,y,z,0)は同じ象限に3本(x,y,0,z),(x,z,y,0),(y,x,z,0)

 他の象限に1本(x,y,0,−z)→(m=4)

→最小偏差Δ=zは0→z,z→y,y→xの偏差である

[3]形状ベクトル(1,1,1,1,0)の場合

  v=0

  (x−y)/√2=(y−z)/√2=(z−w)/√2=(w−v)/√2

 →(±x,±y,±z,±w,0)の置換

 →w=1/10,z=2/10,y=3/10,z=4/10

→(x,y,z,w,0)は同じ象限に4本(x,y,z,0,w),(x,x,w,z,0),(x,z,y,w,0),(y,x,z,w,0)

 他の象限に1本(x,y,z,0,−w)→(m=5)

→最小偏差Δ=wは0→w,w→z,z→y,y→xの偏差である

 以上より,正軸体系の(1,・・・,1,0)の座標は,

  (0,±1,±2,・・・,±n−1)

の置換2^n-1・n!個であることがわかる.たとえば,n=4の場合,

  (0,±1,±2,,±3)→192個

これは,単純多面体で,辺数はn/2・2^n-1・n!,ファセット数は3^n−1−2^(n-1)nとなる.

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 ひとつの多面体Aの中心が(0,0,・・・,0),もうひとつの多面体Bの中心が(n−1,n−1,・・・,n−1)にあるものとする.すると,多面体Aの頂点は(0,1,2,・・・,n−1)の置換n!個,多面体Bの頂点も(0,1,2,・・・,n−1)の置換n!個で,両者の頂点位置は完全に一致しているように思われる.辺や面も一致しているだろうか?

 もとも多面体Aは単純多面体であるが,同じ象限にでる辺はn−1本である.  P(n−1,n−2,・・・,2,1,0)

からは

  Q(n−2,n−1,・・・,2,1,0)

  Q(n−1,n−3,・・・,2,1,0)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  Q(n−1,n−2,・・・,1,2,0)

  Q(n−1,n−2,・・・,2,0,1)

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