■n次元の立方体と直角三角錐(その261)

 5次元正軸系・切頂型では,

  [0,1,0,0,0]

  [1,1,0,0,0],[0,1,1,0,0]

と多くの準正多胞体でつまづいてしまったが,これまで未解決のものはこの3つだけとなった.これらに共通しているのは1が[]の前半に集中している点である.

 しかし,解決の糸口が見つからないので,(その259)を再考してみたい.

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【1】5次元正単体系・切頂切稜型

 (その257)でうまく計算できないのは[0,*,*,*,0]型の切頂切稜型である.

 [0,1,0](6,12)→[0,1,0,1](30,90)→[0,1,0,1,0](90,360)では,

  90×6+6×15=630  (NG)

である.[Y]=[X,1]と考えることができないからであろう.

 そこで,ここでは[0,1,0](6,12)の替わりに,[1,0,1](12,24)を用いて,さらに2で割ることにする.

  (90×6+12×15)/2=360

[注][0,1,0](6,12)の替わりに,[1,0,1](12,24)を用いたが,[1,1,0](12,18),[0,1,1](12,18)でも同じ結果が得られる.

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 [0,1,1](12,18)→[0,1,1,1](60,120)→[0,1,1,1,0](180,450)では,

  120×6+12×15=900  (NG)

であるが,同様に[0,1,1](12,18)の替わりに,[1,1,0](12,18)を用いて,さらに2で割ることにする.

  (120×6+12×15)/2=450

[注][0,1,1](12,18)の替わりに,[1,1,0](12,18)を用いたが,,[1,0,1](12,24),[0,1,1](12,18)でも同じ結果が得られる.

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【2】5次元正軸体系・切頂切稜型

 (その258)でうまく計算できないのも[0,*,*,*,0]型の切頂切稜型である.

 [0,1,0](12,24)→[0,1,0,1](96,288)→[0,1,0,1,0](480,1920)では,

  288×10+12×40=3360  (NG)

である.[Y]=[X,1]と考えることができないからであろう.

 そこで,ここでは[0,1,0](12,24)の替わりに,[1,0,1](24,48)を用いて,さらに2で割ることにする.

  (288×10+24×40)/2=1920

[注][0,1,0](12,24)の替わりに,[1,0,1](24,48)を用いたが,[1,1,0](24,36),[0,1,1](24,36)でも同じ結果が得られる.

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 [0,1,1](24,36)→[0,1,1,1](192,384)→[0,1,1,1,0](960,2400)では,

  384×10+24×40=4800  (NG)

であるが,同様に[0,1,1](24,36)の替わりに,[1,1,0](24,36)を用いて,さらに2で割ることにする.

  (384×10+24×40)/2=2400

[注][0,1,1](24,36)の替わりに,[1,1,0](24,36)を用いたが,[1,0,1](24,48),[0,1,1](24,36)でも同じ結果が得られる.

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【3】5次元正軸体系・切頂切稜型

 この段階ではどれが正しいのか(あるいはすべて間違いなのか)判断できないが,

  [1]+[0,1,0]

  [1]+[0,1,1]

の左から3つを取り,[1,0,1]を用いるべきだったのかもしれない.

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