■n次元の立方体と直角三角錐(その260)

 5次元正軸系・切頂型では,

  [1,0,0,0,0],[0,1,0,0,0]

  [1,1,0,0,0],[0,1,1,0,0]

と多くの準正多胞体でつまづいてしまったが,これまで未解決のものはこの4つだけとなった.

 これらに共通しているのは1が[]の前半に集中している点である.ここでは[1,0,0,0,0]を扱うことにする

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 5次元正軸体[1,0,0,0,0](10,40)では4次元正単体[1,0,0,0](5,10)が辺の回りに5個ずつ集まっている.したがって,[Y]=[X,0]において,

  f1=Xの辺数×原正多面体のファセット数/4

になると思われる.

 正単体[1,0,0,0](5,10)→[1,0,0,0,0](10,40)では,

  (10×32)/4=80  (NG)

 ひとつの稜線を構成する点の数をk1(常に2),ひとつの多角形を構成する辺の数をk2,・・・とおくと,n次元正単体は

  (2,3,4,・・・,n,n+1)

となるのに対して,n次元正軸体は

  (2,3,4,・・・,n,2^n)

になる.→4次元では3(4)であったが,5次元では4(8)となる.

[1]5次元正軸体系・切頂型

 正単体[1,0,0,0](5,10)→[1,0,0,0,0](10,40)では,

  (10×32)/8=40

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[2]5次元正単体系・切頂型

 5次元正単体[1,0,0,0](6,15)では4次元正単体[1,0,0,0](5,10)が辺の回りに4個ずつ集まっている.したがって,[Y]=[X,0]において,

  f1=Xの辺数×原正多面体のファセット数/4

になると思われる.

 [1,0,0,0](5,10)→[1,0,0,0,0](6,15)では,

  (10×6)/4=15

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[3]4次元正単体系・切頂型

 4次元正単体[1,0,0,0](5,10)では3次元正単体[1,0,0](4,6)が辺の回りに3個ずつ集まっている.したがって,[Y]=[X,0]において,

  f1=Xの辺数×原正多面体のファセット数/3

になると思われる.

 [1,0,0](4,6)→[1,0,0,0](5,10)では,

  (6×5)/3=10

[4]4次元正軸体系・切頂型

 4次元正軸体[1,0,0,0](8,24)では3次元正単体[1,0,0](4,6)が辺の回りに4個ずつ集まっている.したがって,[Y]=[X,0]において,

  f1=Xの辺数×原正多面体のファセット数/4

になると思われる.

 正単体[1,0,0](4,6)→[1,0,0,0](8,24)では,  (6×16)/4=24

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[5]3次元正単体系・切頂型

 4次元では3(4)であったが,5次元では4(8)となる.3次元では2(2)となる.

 3次元正単体[1,0,0](4,6)では2次元正単体[1,0](3,3)が辺の回りに2個ずつ集まっている.したがって,[Y]=[X,0]において,

  f1=Xの辺数×原正多面体のファセット数/2

になると思われる.

 [1,0](3,3)→[1,0,0](4,6)では,

  (3×4)/2=6

[6]3次元正軸体系・切頂型

 3次元正軸体[1,0,0](6,12)では2次元正単体[1,0](3,3)が辺の回りに2個ずつ集まっている.したがって,[Y]=[X,0]において,

  f1=Xの辺数×原正多面体のファセット数/2

になると思われる.

 正単体[1,0](3,3)→[1,0,0](6,12)では,

  (3×8)/2=12

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