■n次元の立方体と直角三角錐(その232)

 (その231)の計算方法は2次元切り口が正多角形であるという3次元人用のものであるが,4次元の場合にはまったく役に立たないのだろうか?

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 n次元正軸体において,k次元胞に接する(それを含む)m次元胞(m>m>k)は,2項係数を使って,

  2^m-k(n−1−k,m−k)

です.

 nが小さい例で検してみると

[a]n=4,k=0,m=1→2(3,1)=6

[b]n=4,k=0,m=2→4(3,2)=12

[c]n=4,k=0,m=3→8(3,3)=8

[d]n=4,k=1,m=2→2(2,1)=4

[e]n=4,k=1,m=3→4(2,2)=4

[f]n=4,k=2,m=3→2(1,1)=2

[1]形状ベクトル[1,1,0,0]の場合

 1次元面上に2個のQがある.P1まわりのQ数は2である.

 P0まわりのQはP0→P1とたどって6である.

 P2まわりのQはP2→P1→P0とたどって3・2=6である.

 P3まわりのQはP3→P1→P0とたどって6・2=12である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (6g0+12g3)/2=120  (OK)

→縮退情報を用いないと

 (6g0+2g1+6g3+12g3)/2=240  (NG)

[2]形状ベクトル[1,0,1,0]の場合

 2次元面上には3個のQがある.P2まわりのQ数は3である.

 P0まわりのQはP0→P2とたどって12である.

 P1まわりのQはP1→P0,P1→P2とたどって2・4=8である.

 P3まわりのQはP3→P2→P0とたどって4・3=12である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (12g0+8g1+12g3)/2=240  (NG)

→縮退情報を用いないと

 (12g0+8g1+3g3+12g3)/2=288  (OK)

[3]形状ベクトル[1,0,0,1]の場合

 3次元面上には4個のQがある.P3まわりのQ数は4である.

 P0まわりのQはP0→P3とたどって8である.

 P1まわりのQはP1→P0,P1→P3とたどって2・4=8である.

 P2まわりのQはP2→P0,P2→P3とたどって3・2=6である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (8g0+8g1+6g2+4g3)/2=256  (NG)

[4]形状ベクトル[0,1,1,0]の場合

 2次元面上には3個のQがある.P2まわりのQ数は3である.

 P0まわりのQはP0→P1→P2とたどって6・4=24である.

 P1まわりのQはP1→P2とたどって4である.

 P3まわりのQはP3→P2→P1とたどって4・3=12である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (24g0+12g3)/2=192  (OK)

→縮退情報を用いないと

 (24g0+4g1+3g3+12g3)/2=288  (NG)

[5]形状ベクトル[0,1,0,1]の場合

 3次元面上には6個のQがある.P3まわりのQ数は6である.

 P0まわりのQはP0→P1→P3とたどって6・4=24である.

 P1まわりのQはP1→P3とたどって4である.

 P2まわりのQはP2→P1,P2→P3とたどって3・2=6である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (24g1+4g2+6g3)/2=240  (NG)

→縮退情報を用いないと

 (24g0+4g1+6g3+6g3)/2=288  (OK)

[6]形状ベクトル[0,0,1,1]の場合

 3次元面上には4個のQがある.P3まわりのQ数は4である.

 P0まわりのQはP0→P2→P3とたどって12・2=24である.

 P1まわりのQはP1→P2→P3とたどって4・2=8である.

 P2まわりのQはP2→P3とたどって2である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (24g1+4g3)/2=128  (OK)

→縮退情報を用いないと

 (24g0+8g1+2g3+4g3)/2=256  (NG)

[7]形状ベクトル[1,1,1,0]の場合

 2次元面上には6個のQがある.P2まわりのQ数は6である.

 P0まわりのQはP0→P1→P2とたどって6・4=24である.

 P1まわりのQはP1→P0,P1→P2とたどって2・4=8である.

 P3まわりのQはP3→P2→P1→P0とたどって4・3・2=24である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (24g0+8g1+24g3)/2=384  (OK)

→縮退情報を用いないと

 (24g0+8g1+6g2+24g3)/2=480  (NG)

[8]形状ベクトル[1,1,0,1]の場合

 3次元面上には12個のQがある.P3まわりのQ数は12である.

 P0まわりのQはP0→P1→P3とたどって6・4=24である.

 P1まわりのQはP1→P0,P1→P3とたどって2・4=8である.

 P2まわりのQはP2→P1→P0,P2→P3とたどって6・2=12である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (24g0+8g1+12g2+12g3)/2=480  (OK)

[9]形状ベクトル[1,0,1,1]の場合

 3次元面上には12個のQがある.P3まわりのQ数は12である.

 P0まわりのQはP0→P2→P3とたどって12・2=24である.

 P1まわりのQはP1→P0,P1→P2→P3とたどって2・8=16である.

 P2まわりのQはP2→P0,P2→P3とたどって3・2=6である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (24g0+16g1+6g2+12g3)/2=480  (OK)

[10]形状ベクトル[0,1,1,1]の場合

 3次元面上には3個のQがある.P3まわりのQ数は3である.

 P0まわりのQはP0→P1→P2→P3とたどって6・4・2=48である.

 P1まわりのQはP1→P2→P3とたどって4・2=8である.

 P2まわりのQはP2→P1,P2→P3とたどって3・2=6である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (48g0+6g2+3g3)/2=312  (NG)

→縮退情報を用いないと

 (48g0+8g1+6g2+3g3)/2=408  (NG)

[11]形状ベクトル[1,1,1,1]の場合

 3次元面上には24個のQがある.P3まわりのQ数は24である.

 P0まわりのQはP0→P1→P2→P3とたどって6・4・2=48である.

 P1まわりのQはP1→P0,P1→P2→P3とたどって2・8=16である.

 P2まわりのQはP2→P1→P0,P2→P3とたどって6・2=12である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (48g0+16g1+12g2+24g3)/2=768  (OK)

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[12]形状ベクトル[1,0,0,0]の場合

 0次元面上には1個のQがある.P0まわりのQ数は1である.

 P1まわりのQはP1→P0とたどって2である.

 P2まわりのQはP2→P0とたどって3である.

 P3まわりのQはP3→P0とたどって4である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (4g3)/2=32  (NG)

→縮退情報を用いないと

 (g0+2g1+3g2+4g3)/2=108  (NG)

[13]形状ベクトル[0,1,0,0]の場合

 1次元面上には1個のQがある.P1まわりのQ数は1である.

 P0まわりのQはP0→P1とたどって6である.

 P2まわりのQはP2→P1とたどって3である.

 P3まわりのQはP3→P1とたどって6である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (6g0+6g3)/2=72  (NG)

→縮退情報を用いないと

 (6g0+g1+3g2+6g3)/2=132  (NG)

[14]形状ベクトル[0,0,1,0]の場合

 2次元面上には1個のQがある.P2まわりのQ数は1である.

 P0まわりのQはP0→P2とたどって12である.

 P1まわりのQはP1→P2とたどって4である.

 P3まわりのQはP3→P2とたどって4である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (12g0+4g3)/2=80  (NG)

→縮退情報を用いないと

 (12g0+4g1+g2+4g3)/2=128  (NG)

[15]形状ベクトル[0,0,0,1]の場合

 3次元面上には1個のQがある.P3まわりのQ数は1である.

 P0まわりのQはP0→P3とたどって8である.

 P1まわりのQはP1→P3とたどって4である.

 P2まわりのQはP2→P3とたどって2である.

→ここでは縮退情報を用いて

 (8g0)/2=32  (OK)

→縮退情報を用いないと

 (8g0+4g1+2g2+g3)/2=120  (NG)

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