■ハノイの塔(その4)

 ハノイの塔とは3本の柱A,B,Cがあり,柱Aにある何枚かの円盤を1枚ずつ柱Bを中継点にして柱Cに移動させるものですが,柱が3本のとき→4本のとき→n本のときに一般化するのはもっと難しい問題になります.

  [参]ハノイの塔,「離散数学のすすめ」第10章,現代数学社

にk本ハノイの塔問題の詳細がありますが,驚くべきことに,k≧4のときのk本ハノイの塔問題はいまだ解明されていません.

 フレイム・スチュワートのアルゴリズムの移動回数M(n,k)は実験的にn=30程度まで調べられており,その範囲では実際に最小となることが確認されています.そのため,FSアルゴリズムが最小解を与えると信じられていますが,厳密な証明はされていないのです.

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 巡回セールスマンの問題などは、まともなアルゴリズム(表現が不適切)では計算量が指数関数的に増加する。しかし、このような問題は,大抵ヒューリスティック(発見的方法ともよばれる)により計算量が減らせる。

 ハノイの塔は、このようなヒューリスティックな方法が全くないという絶望的なサンプルである。

 私見としては、棒が3本以上の時はヒューリスティックな方法はあるととおもうのだが、貴兄のHPを見ると私もまた不明な人間のうちにはいることになる。

 しかし、本当にヒューリスティックな方法でもっと計算量をへらせることは

できないものだろうか?  (阪本ひろむ)

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