>■平行体の体積とグラミアン(その61)

 nが10までの範囲において,n次元立方体の基本単体

  P0(0,0,・・・,0)

  P1(1,0,・・・,0)

  P2(1,1,0,・・・0,0)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

  Pn-1(1,1,1,・・・1,0)

  Pn(1,1,1,・・・1,1)

を超平面

  x1+x2+x3+・・・+xn=n/2

で分割すると,nのパリティーによらず,合同2分割されることが数値計算によって確認された.このことは決して自明なことではない.それどころか,むしろ直観に反している.

 次なる問題は,n次元正単体の基本単体

  P0(0,0,・・・,0)

  P1(a1,0,・・・,0)

  P2(a1,a2,0,・・・0,0)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

  Pn-1(a1,a2,a3,・・・,an-1,0)

  Pn(a1,a2,a3,・・・,an-1,an)

を点Q(b1,・・・,bn)を通る超平面で切頂切稜した多面体を2等分した図形と一致するかどうかの確認である.

予想されること

[a]このようにして得られた図形の頂点数は(その58)で得られたものに等しい.

[b]n=3のとき,両者の形は一致する.

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