■平行体の体積とグラミアン(その43)

 次元に依存した処理はしていないので,4次元までOK,5次元でNGなら原因の究明は容易だと思われたが,いまだ5次元以上での乖離の原因はつかめていない.

 ところで,面数や体積の計算が可能と思われる高次元準正多面体には

[1]2^n+2n面体

[2]2(2^n−1)面体(置換多面体)

[3]3^n−1面体

があるが,今回は[2][3]から離れて[1]を取り上げたい.

===================================

 [1]の体積はnの関数の形:

  Vn=1/2・(4/n)^n

で与えられるが,この点は[2][3]から大きくかけ離れている.

 n=2の場合,1辺の長さ√2の正方形なので,V2=2(OK).

 n=3の場合,1辺の長さ(√2)/3の切頂八面体となる.

  V3=1/2・(4/3)^3

であるが,辺の長さを1に規格化すると

  V3=1/2・(4/3)^3/((√2)/3)^3=8√2(OK).

 n=4の場合,正八面体間距離が1の正24胞体となる.

  V4=1/2・(4/4)^4=1/2

 一方,1辺の長さ1のRPと考えると,RTの体積は1/6,正八面体の体積は8/6=4/3.その中心までの距離は1であるから,正24胞体全体では

  1/4・4/3・24=8

このとき,正八面体間距離は2であるから,1に規格化すると

  8/2^4=1/2(OK)

===================================