■n次元の立方体と直角三角錐(その76)

  置換多面体の場合・・・Nk^(n)=n+1Ck+1

  正軸体版の場合・・・・Nk^(n)=2^(k+1)nCk+1

として,

  fk^(n)=Σ(j=0~k)Nj^(n)f(k-j)^(n-1ーj)   (k≦n−2)

ときれいな形にまとまった.また,fn^(n)=1とすれば(k≦n−1)とすることもできる.

 もちろん,立方体版ではこの双対をとって

  立方体版の場合・・・・Nk^(n)=2^(n-k)nCk

  fk^(n)=Σ(j=0~k)Nj^(n)f(k-j)^(n-1ーj)   (k≦n−1)

が成り立ちます.

 また,

  {3,5}(1,1,1)のfベクトル=(120,80,62)

  {3,3,5}(1,1,1,1)のfベクトル=(14400,28800,17040,2640)

となるのですが,たとえば,

  17040=62×120+10×720+2×1200

となって,公式に合致していることが確かめられます.

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